「バクマン。」で漫画の世界へ!

最近のアニメは、特にジャンプ作品だと原作が続いているということから最終回まで行かずに終わるというものが多いですね。そんな中、きちんと最終回まで貫いたのが「バクマン。」このアニメは漫画家を目指す2人の男の子の話です。私が全話見て思うのは、「羨ましい」です。漫画というものにこんなにも打ち込めるなんて、熱中できるなんてなんて羨ましいのだろうと思いました。夢に向かって夢中になれることは幸せだと思います。2人はその代表だと思いました。

アニメ展開は早いと感じました。スピーディなのでもたもたしている感じが全くないです。時に早すぎると思うところもあるものの、それは何かを省いたわけではなくて、必要がないからというところがはっきりしています。主人公が高校生の時から20歳を超えるまでが描かれているというのも特徴ですね。普通は歳を取らない体の作品が多いのに珍しいです。そのうち1人は途中で結婚までしていますからね。この辺りもリアルだと思います。

漫画家になって売れていくまでを描いた作品ですが、それって最初は地味だと思いませんか?話に強弱があるのか、盛り上がるポイントはどこなのかとちょっと見当が付きません。バトルがあるわけでもないし、漫画を書くのはすごいことだけど、それをアニメ化してもそのシーンというのは見ていて楽しいのかという疑問が湧く人も少なくないと思います。私もそうでした。しかし、話の見せ方がまた上手いのです!

一番すごいなと思うのは、まず話が生々しいこと。漫画家さんが「バクマン。」を描いているわけですからそりゃその業界に詳しいですよね。だからとにかくリアル。それでいて、2人が熱望する夢が叶うかどうかをハラハラドキドキ、結果待ちというところを上手く使うのである意味心の中はアクションです。

他の漫画家さんと協定のようなものを結び、それぞれが良くなるように切磋琢磨するシーンでは、仕事仲間ができて人の輪が広がっていったりもします。恋愛要素もちょっぴりあり、主人公が描いた漫画がアニメ化されたら、結婚を約束した女の子が声優を目指しているので、そのヒロイン役をやるのが2人の夢だったりします。青臭さを貫く博打の漫画、頭脳系漫画として読むとハマります。