コマンドー ディレクターズ・カット

コマンドーTV吹き替え版といえば「筋肉モリモリマッチョマンの変態」等の一風変わった吹き替えで、今ではネットなどを通じて面白映画として知られています。

そのバージョンはDVDでは、このディレクターズカット版が一番手軽に手に入れる事ができます。

現在、TV放送版コマンドーではTVの規制が強くなったためか、有名な「見て来いカルロ」のシーンが残虐さゆえに削除されてしまったりしています。

このDVDではそんな残虐シーンの数々が修正なしで収録されています。

昔の規制が緩かった時に放映されていたものが今でも見ることが出来るのです。

そしてこのバージョンの大きなもう一つの特徴は、TV放映版や過去のDVD版でもカットされたシーンが追加されている事です。

コマンドーのヒロインといえばシンディという女性ですが、それまでのバージョンだと彼女は何故シュワルツネッガーが演じるジョン・メイトリックスに協力するのか理由が謎でした。

追加されたシーンではメイトリックスの過去や娘の事をどれだけ思っているのかシンディに話すシーンが追加されているので、シンディが彼に協力した理由が明確になりました。

このシーンの追加で、それまでコマンドーといえばシュワルツネッガーがただ銃をドンパチする映画でヒロインはただの便利キャラだという印象しかなかったのが、元軍人が愛する娘のために一度は軍人に戻るものの、最後には一人の父親に戻り、そしてその父親であろうとする男の手助けをする女性が活躍するという感動的であり、なおかつバディ物な側面も持った映画という印象に変わりました。

そういう見方の変化もあって、購入して良かったと思えたDVDでした。