やまとなでしこ

今から20年くらい前に放送されたドラマですが、全く色褪せない、もし今放送をしても、かなりの視聴率を稼げるドラマの1つだと思います。
キャストも豪華ながら、主役の桜子のやりたい放題、言いたい放題が嫌な感じにならないところがスゴイと思います。
CAをやっていて、美人で、スタイルも良く、一見何でも持っているような桜子は、実は超庶民でコンプレックスの塊というところが共感を呼びます。
彼女はお金、お金、とまるでお金の亡者ごとく、猪突猛進でお金持ちを探し回ります。
でも本当は、お金ではなく愛に飢えていたのだと思います。
お父さんは超庶民だけど優しそうな人だったし、そのお父さんとは悪い関係でもないと思うのですが、子供の時の貧乏経験が相当なトラウマになってしまったのですね。
そんなところから来たと思われる桜子の偏った考え方も面白いです。
CAをやっていれば、全般的にある程度の生活は出来るのに、お金をかけるのは洋服やアクセサリーに集中していて、一人で住む家は安いボロアパート、家での食事はカップラーメン、そんな彼女のポイントを置く場所が笑えます。
昔から何でも与えられたお嬢様であればムカつきます。
でも桜子の場合、今まで苦労して頑張った人だと分かるので、見ている私達を味方につけてしまうのです。
しかし桜子が欧介の昔の彼女に激似、というのが最後まで気になりました。
欧介が桜子の容姿だけでなく、桜子の内面も全て好きになった、と思いたいです。
中々桜子を上手く操れる人は居ないと思うので欧介は貴重な存在です。
お金持ちとの結婚は諦めた?と思いきや、欧介もNYに行って数学者に戻り、その後大きな数学賞も取ったようですし、結局、桜子の目的である玉の輿計画は成功したのですね。
それとも、それは桜子のお陰なのでしょうか。