「カードキャプターさくら」。
この作品は、20年ほど前「なかよし」という少女漫画雑誌に掲載されていました。
当時から、この作品の大ファンになりアニメ化された時には毎週欠かさず見て楽しみにしていました。
そのさくらちゃんが20年の時を経て、帰ってきました。
当時は小学生だったさくらちゃんは中学生になり少し大人びたような印象を抱きました。
しかし、さくらちゃんはさくらちゃんなので芯の部分は変わらず可愛い女の子のままだったということが当時のファンだった私から見るととてもうれしいことでした。
今連載されているクリアカード編は前作で集めたカードたちが姿を消してしまい、新しいカードを集める物語です。
そのカードは以前のカードたちとまた違う雰囲気を醸し出しています。
また、4月1日に発売された新刊コミックスでは新キャラクターも登場し今後の動きに注目が集まっていくこと間違いなしです。
主人公さくらを取り巻く個性的なキャラクターたちも忘れてはいけません。さくらの親友である知世や、恋人となった小狼、一緒に戦うケルベロスや月、兄の桃矢や桃矢の親友である雪兎。それぞれがそれぞれさくらを想い、そして手助けをしていくさまは悶えたり、時に切なくなるものさえ感じてしまいます。
CLAMP作品の面白いところは、他の作品と時間列がまじりあうところだと思います。
カードキャプターさくらのキャラクターであっても他の作品に登場したりするので、その関係性にも目を向けなくてはいけません。
1つの作品だけではなく、周りの作品にも影響力のあるものだからこそ面白い作品に仕上がっているんだろうなぁと感じました。