『The 7th Blues』

ギターの松本孝弘さんとヴォーカルの稲葉浩志さんによって結成された、国内最強ユニットB’zの2枚組でリリースされたアルバムで、全体的にハードロック色が強く、素晴らしい仕上がりになっていると思います。

一般的にこの時代はハードロック的要素が前面に出ていてブルージーな感じがするため、ポップでキャッチーなB’zのイメージを求める人には暗黒時代と言われている、本格的な感じが強い作品ですが、曲の完成度が高くエモーショナルで素晴らしいと思います。

また、東京スカパラダイスオーケストラなど数多くのミュージシャンが参加していて、ホーンを導入したりとサウンドも素晴らしく仕上がっています。

おすすめ曲はたくさんありますが、切ない感じがする「闇の雨」や物語性が強い「Queen of Madrid」、シングルカットされたブルージーな「 Don’t Leave Me 」、エモーショナルな「春」、ビートルズ的要素がかっこい良い「farewell song」など数をあげたらキリがないほど優れた曲がたくさんあります。

またギターの松本さんがヴィンテージギターを使っているということもあり、インストの「strings of My Soul 」で聴ける感情爆発のようなフレーズが、その音質も相まって本当に素晴らしいです。

また、この作品はレッドツェッペリンやジミ・ヘンドリックス、ゲイリームーアなどB’zのルーツになったアーティストの要素も所々に散りばめられていて、聴くと嬉しくなってきます。